「事例演習刑事訴訟法」 設問4~設問6
こんばんは、丸白音狐です。
先日親不知を抜き、アゴから痛いです。昨日飯食ってたら詰めてた薬?もとれちゃいましたしww
今日は、以前に書いた「事例演習刑事訴訟法」の続きです。
相も変わらず、教授と学生A.Bの会話形式です。
設問4 身柄拘束諸問題(1)
法解釈が十二分に解説されていました。法解釈も採点方針の一つとなっていますので、重要ですね。
事実の指摘、評価は、端的ながらも十分説得的だと思いました。なるほど!この事実はこう評価するのか、と勉強になりました。
唯一難癖をつけるなら、準現行犯についての記述が不十分だったかなと思います。まぁ、それくらいは自分で調べなさい、って感じですんけどね(苦笑
設問5 身柄拘束の諸問題(2)
一罪一逮捕一勾留の原則についての問題でした。
教授の口調が不安定になってました(笑) ですます調になったり、である調になったり。
内容は十分勉強になるものでした。
設問6 身柄拘束の諸問題(3)
わかりにくいですが、最初のAとBの会話が問題の所在を指摘しています(たぶん)。
別件逮捕の問題だったのですが、学説には本件基準説が多い中、適切な批判を指摘、又は引用されていました。
解説自体は比較的短いですが、端的で明確な解説だと思います。基本書などでは、他説の批判などで紙幅が増していますが、実務の考えを理解するには、本著の長さ程度で十分なのかもしれません。
今回はこれくらいで。